映画の感想メモ①*『メッセージ』ちょっと重ためのSF

初感想!まだ上手くというか全然編集昨日使えてないけどとにかく感想とか記事書いてこう。

 

Amazonプライムで先日鑑賞した

『メッセージ』

エイミー・アダムス主演、相棒にジェレミー・レナー
監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ

突然地球上の様々な場所に巨大な物体が現れた。全部で12カ所。それぞれの国の政府はその何者かもわからない生命体とコンタクトを取ろうとしていた。そこで選ばれたのが言語学者のルイーズ。ルイーズは数学者のイアンと共にエイリアンとのコミュニケーションを図ろうと試みる。2人は彼らのメッセージを理解することができるのか。というのが大体のあらすじ。

私は最近見た映画の中では『インターステラー』が大好きなのだけどこれは結構雰囲気が似ている。どうりでおすすめに出てくるわけだ。あと『エクスマキナ』もちょっと近いのかな。『メッセージ』は多分これはハッピーエンド。もしかしたら人によるのかもしれないけど。
ちなみにテッド・チャンの「あなたの人生の物語」が原作。次作の短編集である『息吹』はまだ途中だけどかなりボリュームがあって楽しめる。素直に「息吹」がゾワっとするけど短くてSF感あって好き。この原作も読んでみなくちゃ。

ここからネタバレ

 

 

 

 

終盤でルイーズの回想だと(私が)思っていたことが実は未来のことだったとわかる。生まれた時からだんだん成長していく娘ちゃん。愛のある家庭なんだけど父親が誰かずっとわからないんだ。離婚したのかな。パパは数学が得意、理論的な話はパパに、とか言われてるの見るとイアンみたいな人と結婚してたのかな〜とか勝手に思ってた。のに
「この子は誰なの」
でぞわぁっときた。え、じゃあ映画冒頭からエミリーは未来視してたってこと?ある意味ループしてるんだ。中国のシャン上将を説得するのに未来で自分が言った言葉を聞くんだけど、じゃあそれを最初に思いついたルイーズはどこなの?ていう矛盾がある気がするけどそこはちょっと気にしないでおこう。(ちなみにエイリアンには時間を超えてるっていう設定があるので時間の矛盾とかはそもそも存在しないのかも。全部並行して存在してるマルチバースってやつか)

とにかくその後のルイーズとイアンのその後までわかってしまうのだけど、結末がわかっていても同じ人生を選ぶルイーズが強いなあと思った。せつない。せつない。

エイリアンの姿形がちょっとグロテスクな割に知的で優しさを感じるのって不思議だよね。なんとなくR2-D2とか『インターステラー』のTARSと同じような感じ。親しみは全然ないけど。少なくともこの映画の中では。私無機物が生きてるように描かれてるのが好きなんだよね。だからドロイドが相棒だったりする『STARWARS』っていいんだよ。
3000年後に人類が彼らを助けるらしいけどそれはなんなのかは全く描かれない。そこを想像で補填するのがSFなのかな〜。原作をどこかでゲットして読んでみよ。

同じ監督作の『ブレードランナー2049』もちょっと重ためSFだよね。最後せつないんだ。主演のライアン・ゴズリング自体切なさあるもんね。最新作の『DUNE』がもうすぐ公開だから楽しみにしてる。最後せつない系かな〜。多分映画館に観に行くからまた感想残しておこう。